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杉間伐材のご案内

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長岡営業所の志賀です。

今回杉間伐材について案内したいと思います。

先ずは間伐材とは?という事で簡単に説明します。

●間伐材
森林(人工林)全体を健全な状態に保つため、過密になった森林内の木々の一部を
計画的に伐る間伐という作業の際に伐採される木材のこと。

●間伐のメリット
・木が健全に育つ
・林の中が明るく草木が育つ
・木が深く根をはり、土壌が保全される
・森林の活性化により、地球温暖化が防止される
・地域材、国産材を活用できる

今、日本の森林は手入れが行き届かず、放置された山林が増えてきているそうです。間伐材を有効に利用することは緑の循環を確立し、山林の公益的機能を十二分に発揮させ、更には地球温暖化の原因である二酸化炭素の吸収にも貢献できます。
間伐材を利用することは、自然の資源を大切にするということにつながります。

そこで当社扱い商材で杉間伐材を利用した突板ベニヤが有りますので紹介します。

板目節有り、柾目、板目が有り。また浮造りをかけることもできます。浮造りをかけることにより、より無垢に近い味わいがでます。
用途は家具、建具、壁面 等様々なところに使用できます。

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《板目・節有り》

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《柾目》

私のお勧めとしては、板目節有りです。
節有りは突板ベニヤでは製作が困難なことと、節は弱点であるという考えから、あまり市場に出回っておりませんでした。
ただ最近は古民家風建物、飲食店、住宅等、節有りのものを使用されているところをよく目にするようになりました。またお客様の中には節有りのほうが味がり、面白いという意見もいただくようになりました。
間伐材は木も細く節が多い事もあり、殆どが節有り品となっておりますが、逆にいまはそれが功を奏し、徐々にお客さに採用されるケースが増えてきております。

皆様にもイメージに合う物件がありましたら、採用していただけたらと思っております。
サイズ、価格等の詳細は、各営業所担当までお問合せ下さい。